ライター志願者が読むべき5冊の「フリーライター指南書」

2年目ライターのMATSUです。最近いろんなライターの方とお会いするのですが、ライターになった経緯、年齢など、本当に様々です。

僕は大学4年生の夏に「スポーツライターになろう」と決意したのですが、全くの素人でしたので、まず始めたことが情報収集。「フリーライターとは~」みたいなネット記事から書籍まで、様々なものを読みあさりました。

そこで今回は、その中でもライター志望だった自分が特に参考にした書籍をいくつかご紹介したいと思います。

あなただけの〝特別な1冊〟を作成します!

『文章を書くこころ』(外山滋比古、PHP文庫) 「文章は料理のように」「まねてみる」「終りよければ」「推敲する」など、文章を書くための心得を細かいテーマに分け、わかりやすく、かつユーモアを織り交ぜて指導してくれる作品。文章力皆無だった学生時代、勉強のために読んだ一冊です。

『フリーライターになろう!』(八岩まどか、青弓社) フリーライター・八岩まどかさんによる「フリーライターとは~」という指南書。10章にもおよぶ細かい項目の中に、八岩さんのフリーライターとしての考えが凝縮されています。この本を読んで、フリーライターという職業のイメージを膨らませました。

『スポーツライターになろう!』(川端康生、青弓社) 「フリーライターになろう!」のスポーツライターバージョン(ただし発行はこちらが先)。主にサッカーの分野で活躍されているスポーツライター・川端康生さんの著書で、「取材」「原稿」「企画」の3要素を中心にスポーツライターの在り方を書き連ねています。川端さんの学生時代のエピソードも出てきて、読み物としても面白いです。

『フリーランスのための一生仕事に困らない本』(井ノ上陽一、ダイヤモンド社) ライターとしてではなく、「フリーランス」という立場についての本。「一生食うためのルール」、「自分にしかできない仕事をたくさん作る」、「自分メディア戦略」などといったノウハウから、税理士としても活動する井ノ上さんならではの〝お金〟の話までボリューム満載。フリーランスで活動する人のための〝教科書〟とも言える一冊。

『年収1000万円! 稼ぐ「ライター」の仕事術』(吉田典史、同文館出版) まさにタイトル通り。放送局や出版社勤務を経て、38歳でライターデビューを果たした吉田典史さんが、ライターとして生き残るための〝作戦〟を伝授してくれます。かなりレベルの高い話が展開されるため、「ライターとして活動しているが、行き詰ってしまった」という中級者向けといえる。ただし、初心者でも参考になる要素は多く、読んで損はない一冊だと思います。

今回挙げた5冊に共通しているのが、同じような内容がそれぞれに書かれていることです。例えば、『文章を書くこころ』の中に「推敲する」という節が出てきますが、これは『スポーツライターになろう!』にも似た内容が登場します。同じことが書かれているということは、それだけ重要だということ。それら〝共通事項〟を教訓に、現在までライター生活を続けてきました。

文章力を身につけるには優れた文章に触れることが近道なので(これは上記の本にも書かれています)、他にも様々なジャンルの本を読破してきました。やはり〝読む〟ことと〝書く〟ことはつながっていると思うので、これからも読書は大切にしていきたいと思います(個人的には、もっと様々なライターの方に「ライター指南書」を書いてほしいものです)。

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●MATSU 1991年生まれ、東京都出身。スポーツ専門誌の編集部でアルバイトをしながら、スポーツライターの道を模索中。中学・高校は陸上部で5000mの自己ベストは15分43秒67。大学はラクロス部。