「区間エントリー」から箱根駅伝〝3強対決〟の行方をシミュレーション

12月29日に箱根駅伝の「区間エントリー」が発表された。当日変更で最大4名まで補欠の選手と交代することができるが、各チームの戦略が見えてきたことになる。今大会は4連覇を目指す青学大、出雲を10年ぶりに制した東海大、全日本で20年ぶりの優勝を飾った神奈川大の〝3強対決〟が濃厚。どんな戦いになるのか。3強のオーダーを予想して、そのレース展開を考えていきたい。各校の区間エントリーは以下の通りだ。

【青学大】1区鈴木塁人(2年)2区森田歩希(3年)3区田村和希(4年)4区橋詰大慧(3年)5区竹石尚人(2年)6区小野田勇次(3年)7区神林勇太(1年)8区山田滉介(3年)9区近藤修一郎(4年)10区吉永竜聖(4年) 補欠:下田裕太(4年)、梶谷瑠哉(3年)、林奎介(3年)など。

【東海大】1区關颯人(2年)2区阪口竜平(2年)3区鬼塚翔太(2年)4区春日千速(4年)5区松尾淳之介(2年)6区中島怜利(2年)7区國行麗生(4年)8区郡司陽大(2年)9区湊谷春紀(3年)10区川端千都(4年) 補欠:三上嵩斗(3年)、館澤亨次(2年)など。

【神奈川大】1区山藤篤司(3年)2区鈴木健吾(4年)3区越川堅太(2年)4区大塚倭(4年)5区荻野太成(2年)6区安田共貴(2年)7区多和田涼介(3年)8区西田秀人(4年)9区北﨑拓矢(1年)10区鈴木祐希(4年) 補欠:大川一成(4年)、大野日暉(4年)など。

この区間エントリーを見て、青学大と東海大は指揮官の「苦悩」が感じられ、神奈川大だけはベストに近いオーダーを組んできたなと思ったのが第一印象だ。

青学大の原晋監督は、箱根では過去の成功体験を重視しており、今回も1区梶谷(前回区間4位)、4区森田(同区間2位)、5区貞永隆佑(4年/同区間8位)6区小野田(同区間2位)、8区下田(同区間1位)という配置が〝基本形〟になるはずだった。しかし、貞永がエントリーの段階で外れて、梶谷は補欠登録。1区に2区候補だった鈴木を入れて、2区には森田を4区からコンバートするなど、区間配置がピタリと決まらなかった。前回は3人、前々回は4人を当日変更しており、順当ならエース格の下田が3年連続の8区に入り、7区と9区も変更すると見ていい。

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