フリーライターの現実、11月の月収が〝最低〟だった件。

銀行口座をチェックすると、11月のお預け入れ金額が145,473円だった。月収でいえば、この数年で「最低記録」だと思う。しかも、このなかから健康保険料などを支払うことになるので、今月は〝大赤字〟決定だ。

フリーランスでいくつかの媒体で仕事をしていると、仕事から原稿料の振り込みスパンは各社で異なるため、ある程度の仕事量をこなしたとしても、月の収入に差は出てくる。振り返ると11月の収入に大きく影響する9~10月は良くなかった。

レギュラーである月刊誌の仕事依頼が少なく、某媒体の連載コラムも終了。予定していた雑誌の企画もボツになった(すでに一部の原稿は送付。謝礼はいただけるらしい)。書籍原稿をかなり書いたけど、それが〝お金〟に変わるのは当分先のこと。その結果、今月は貯金を切り崩して生活することになる。

東京は家賃が高く、さらに1歳と5歳の保育園・幼稚園で10万円ほどかかる(夫婦ともにフリーランスのためには認可保育所には入れない)。共働き家族とはいえ、ひとりがこんな感じだと大打撃だ。

ライター活動を開始して20年近くになるが、相変わらず不安定な生活は続いている。日曜日から自費で福岡国際マラソンの取材に行くんだけど、どげんかせんといかんばい(笑)。

ライターの生活まで心配して、気を使ってくれる編集者もいるが、たいていの場合はそこまで心配してくれない。ライターが締め切りを大幅に過ぎれば、その編集部から執筆依頼は二度とないだろう。しかし、編集者がギャラの支払い手続きを忘れても、「すいません」の一言で終わり。支払いが予定していた時期より数週間遅くなったとしても、関係ないのだ。

雑誌の場合、原稿料は発売日から1か月後ぐらいでの入金が多い。一方、入稿は発売日の1~3週間前だ。入稿から入金までのスパンは1か月半~2か月になる。書籍の場合、原稿料は発売日から1~2か月後というパターンがほとんど。入稿は発売日の1~2か月前になる。すなわち、原稿を送ってから、入金は3~4か月後となるわけだ。

以前やった書籍の仕事(←自著ではなく、他人名義の本を執筆)では、編集者から原稿の催促を散々されたため、他の仕事をセーブして、どうにか完成させた。だが、出版社の都合で発売日が3か月延長になり、謝罪の一言もなかった。当然、ギャラの支払いも遅くなるわけで、その間、ライターはどうやって生活すればいいのか。誰か教えてほしいくらいだ(笑)。

愚痴ぽくなってしまったが、これもフリーライターの現実である。12月はたくさん書いて、ガッポリ稼がなきゃ。