リオ五輪で「入賞」を目指す鈴木亜由子の素顔

日本選手権の女子1万mで優勝、同5000mで2位に入った鈴木亜由子(日本郵政グループ)が、今夏に開催されるリオ五輪の「日本代表」に内定した。鈴木は名古屋大出身という才女で、実家が愛知県豊橋市で老舗のお米屋さんを営んでいる。

「自分の子供がオリンピックなんて夢みたいという心境だと思いますよ。ふたりとも陸上とは無関係で、私のことを『突然変異』だと言っていますから(笑)」と鈴木は両親のサプライズをこう表現した。ちなみに旧帝大出身の女子では、鈴木が初のオリンピアンとなる。

注目を集めるヒロインは、身長154㎝、体重38kg。小柄でキュートなルックスに騙されてはいけない。レースになると大胆に切り込んでいく。昨夏の北京世界選手権でも鈴木は積極的な走りを披露している。

女子5000m決勝では尾西美咲(積水化学)と先頭集団を引っ張ると、終盤も上位をキープ。最後の直線では長身のオランダ人選手と激しく競り合った。レース中はライバル選手の肘がガシガシ当たっていたが、「全然気にしなかったです。こっちもやってやるぞ、という勢いでしたから。私はそんなに性格よくないので(笑)。大きな選手が相手でも負けてられません」と話すほどだ。

このときは、日本歴代5位となる15分08秒29で9位に食い込むも、入賞を0.29秒差で逃している。「世界陸上のレース運びは、あれがベストかなと思います。でも、あとで映像を観ると、なんでもう少しがんばれないんだろう、という感じですよね」と鈴木は不満を口にした。

さらに北京では別の〝課題〟も浮き彫りになったという。現地で受けた英語のインタビューだ。

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