ランナーへの「マスク強要」は大間違い!正しいジョキング作法とは?

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。安倍晋三首相は2月26日に「この1、2週間が感染拡大防止に極めて重要です」と話していたが、5月6日に期限を迎える予定だった「緊急事態宣言」も今月末まで延長。14日をめどに感染状況などを分析し、解除の前倒しを検討するというが〝自粛ムード〟はまだまだ続きそうだ。

そして、今回のコロナ騒動で恐ろしいと感じているのが、メディアの「煽り記事」と日本人の「間違った正義感」だ。

当初、感染拡大の予防として、「3密(密閉・密集・密接)を避ける」ことが推奨されてきた。しかし、4月7日に「緊急事態宣言」が発令されると、感染拡大の予防策がおかしな方向に散らばっている。最近はなぜか「ランナー」がスケープゴートにされているのだ。

芸人のたむらけんじがSNSで、「子供やご年配の横をマスクもしてないランナーがハァハァいいながら駆け抜けていく!アホランナーええ加減にせぇーよ!」と強く訴えたこともスポーツ紙の記事になった。

 

テレビの情報番組でもランナーの〝飛沫問題〟がクローズアップ。よく取り上げられている「飛沫シミュレーション」では、走行中のランナーから吐き出される飛沫は10mも飛ぶ可能性があるという。なおシミュレーションの走速度は時速14km(フルマラソンの3時間0分ペース)。一般的なジョギングの1.5~2倍ほどのスピードになる。これは空気力学の観点で、感染リスクがどれぐらいあるかというデータではない。

すれ違ったランナーから新型コロナウイルスが感染したという報告は耳にしていない。極めて低い可能性について、「さぞ危険だ」という報道は非常に危うく感じざるを得ない。

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