1年目スポーツライターが実践している最近の勉強法

以前、ライターになるための勉強方法として書き写すことについてこのブログで書きました。今回はその続編、最近わたしがやっている応用編について書こうと思います。

すでにお伝えしているように雑誌などに載っている記事を書き写すだけでもとても勉強になります。書き写すだけより勉強になるなと感じたのが、一度自分で記事を書いてみることです。「書いてみた方がいいなんて、なんて当たり前のことを言っているんだ」と思われるかもしれませんが、書くだけではなくて振り返りをするところまでがセットです。

まず用意するのは記事。なぜ書くことが目的なのに記事が必要なのかというと、添削の代わりになるからです。あとで詳しく説明しますが、自分の書いたものと比較するために必要となってきます。そして記事をペラペラと見ながら書くテーマを決めます。選手一人の内面などに着目した記事より、レースについて書かれている記事がいいと思います。選手の内面に着目したような記事で着眼点が違っていると、あとで復習をするときに参考になりにくいので、同じ情報が手に入るレースの方がよいと思われます。

何について書くかが決まったらなるだけ記事は深く読まずに、読んだ記事を伏せて自分で一通り書いてみましょう。ある程度記事の内容を覚えてしまっても問題ないと思っています。余程記憶力のいい方でなければ、いざ書こうとした時には記事の構成や、一部の文章くらいしか頭に残ってないはずです。

わたしはリザルト、録画したもの、動画サイトを使ったりしながら書いています。インタビューはできませんから、インタビューの部分はなしで書けばいいと思います。自分がレースをどのように見て、どのような言葉を使って書いたかが大事なので。

書き終えたら、一度じっくり参考にしようと選んだ記事を読み込みます。自分で書いているので、ただ読んでいたときや、ただ書き写しているときよりも頭に入ってくると思います。「こうやって出だしから読者を引きつけるのか!」、「こんな風にあのレース展開は表現すればよかったんだ」、「こんな言葉を使えばいいんだ」と学んだり、「長い割に情報がない」などできていない部分が見えてくるのではないでしょうか。

振り返っている最中に、自分が思いつかなかった言葉や表現に出会ったときはその言葉だけを別のノートに書き留めています。自分がいいなと思った言葉、表現が並んだノートはとても勉強になります。

あとわたしはなぜその表現がいいと感じたのか、自分で感じたよくなかった点など感じたことも書き写したものの端に書き込んでいます。ここまでやるといかに読んだだけでは頭に残る情報量が少ないか気が付かれたのではないでしょうか。そう考えると読者の心に残る記事を書くのはとても大変なことであり、練りに練られた文章だから心に残るのだろうなと思います。

偉そうなことを言いましたが、なかなか仕事をしながら勉強する時間は取れません。1日1段落、難しければワンセンテンスだけ、気になった言葉を書き出すだけでも力になるといいなと思って続けていこうと思っています。

●SHIHO 1990年生まれ、愛知県出身。世間的には遅いスタートなのかもと思いつつ、夢を叶えるために会社員とスポーツライターの二足のわらじを履くことを決意して、邁進中。高校時代に陸上部に入るも、すぐに故障。スポーツでは学年3位になった高校1年の体力テストが人生のピーク。