ランナーの出身地別に見る箱根駅伝 静岡県チームを作ってみた

正月の晴れ舞台を走る学生ランナーたちの姿はキラキラと輝いて見える。例年、25%以上もの高視聴率に到達する箱根駅伝。約11時間のドラマは、正月の最強コンテンツになった。そんな特別なレースが全国大会ではなく、関東ローカルの大会であることはよく知られている。

だからといって、地区大会のレベルかというとそうではない。学生駅伝の全国大会にあたる10月の出雲全日本大学選抜駅伝と11月の全日本大学駅伝は、例年関東地区の大学が上位を占拠しているのだ。ちなみに全日本大学駅伝で関東以外の大学が優勝したのは1986年の京産大が最後。一桁順位も1999年の京産大まで遡らないといけない。21世紀に入り、高卒で実業団に進む選手もグッと少なくなり、有力ランナーの関東一極集中が強まっている。

そのため箱根駅伝は地方出身のランナーが非常に多い。第96回大会(2020年)にエントリーされた選手は全336人(1チーム16人)。出身校の都道府県別では千葉がトップで30人、2位が静岡で27人、3位が東京で17人となっている。トップ10は以下の通りで、京都、福岡、愛知、福島、兵庫のエントリー数は10人以上もいる。

●都道府県別エントリー人数
1位:千葉 30人
2位:静岡 27人
3位:東京 17人
4位:神奈川 14人
同5位:群馬、埼玉、京都、福岡 13人
9位:愛知 12人
同10位:福島、兵庫 11人

トップの千葉は高校駅伝のレベルが高く、強豪校がひしめいている。市立船橋高校が7人、八千代松陰高校が6人、拓殖大学紅陵高校が4人。他に10校からエントリー選手を送り込んだ。

2位の静岡は前回からエントリー人数を6人も増やし、27人。2017年の全国高校駅伝で6位に入っている浜松日体高校が出身校別で最多の10人を数えるだけでなく、島田高校が5人、加藤学園高校が3人。他に6校となっている。

続きは『FRIDAYデジタル』で