箱根路に挑むスーパールーキー 駒大・田澤と早大・井川の戦い

高校時代から互いの存在を意識しあってきた駒大・田澤廉と早大・井川龍人(ともに1年)。出雲駅伝で鮮烈なデビューを飾り、全日本大学駅伝では青学大の次期エースの筆頭格・吉田圭太(3年)に競り勝つなど、快進撃を続ける田澤。ライバルの活躍に焦りを感じつつも、箱根駅伝での勝負を熱望する井川。スーパールーキーの座をかけた戦いが、はじまろうとしている。

走る度に強くなる、駒澤大の大物ルーキー

出雲駅伝3区で区間2位、全日本大学駅伝7区で区間賞。エース級が集まる区間で大活躍した田澤は走る度に強くなっている。11月23日の八王子ロングディスタンス1万メートルでは今季日本人学生最高記録となる28分13秒21をマーク。陸上ファンの度肝を抜いた。

名実ともにスーパールーキーとなった田澤は、誰を意識しているのか? 「ライバルはたくさんいる」と語る彼が最初に名前を挙げたのが、同学年の早稲田大・井川だった。

田澤は青森山田高時代から全国の舞台で活躍してきた。高校1年時は国体少年B3000メートルで2位。高校2年時は国体少年A5000メートルで7位、全国高校駅伝1区で4位。高校3年時はインターハイ5000メートルで7位(日本人2位)、国体少年A5000メートルで6位に入った。高校2年時には5000メートルで13分53秒61(高校2年歴代5位)という好タイムもマークしている。

しかし、井川には高校1年の国体で先着して以来、一度も勝ったことがないという。

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