令和の常勝軍団へ、駒大が逆襲の号砲を鳴らす

昨夏に還暦を迎えたとは思えないほどの精悍な顔立ち。日焼けした肌は、夏合宿の指導が熱心だったことを物語っている。今季の学生駅伝シーズンの開幕を直前に控え、駒澤大・大八木監督の表情はいつになく明るかった。

「夏合宿は順調に練習できましたし、だいぶ力がついてきたなという印象です。スピード、スタミナともに今年は余裕がありましたからね。今季の駅伝シーズンが楽しみです」

駒澤大は“平成の常勝軍団”と呼ばれたチームだ。1995年に大八木監督がコーチ(2004年に監督に就任)として母校に帰ってくると、大学三大駅伝で計21回(出雲駅伝3回、全日本大学駅伝12回、箱根駅伝6回)優勝。全日本と箱根では4連覇も成し遂げている。

しかし、近年は主役の座を青山学院大、東洋大、東海大に奪われた。箱根駅伝は15年以降、2位、3位、9位、12位と順位を落として、昨季は予選会からの“再出発”となった。

このまま終わらないのが駒澤大の底力であり、名将・大八木監督の意地だろう。従来の20キロからハーフマラソンに変更され争われることになった箱根駅伝予選会を実質“歴代最速タイム”でトップ通過すると、全日本と箱根では4位に食い込んだ。そして、今季はさらなる上昇ムードを漂わせている。

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