東洋大・相澤晃と明大・阿部弘輝は全日本と箱根で何区を走るのか!?

今夏、イタリア・ナポリでユニバーシアード競技大会が開催されました。相澤晃選手(東洋大)がハーフマラソンで金メダル、阿部弘輝選手(明大)が1万mで銀メダルを獲得する活躍を見せました。ふたりは中学時代からのライバルで、福島・学法石川高時代のチームメイトです。『月刊陸上競技9月号』でふたりを取材しました。誌面に書き切れなかったことを紹介します。

海外レースということで、コミュニケーションがしっかり取れないこともあったそうです。「キウイのスムージを頼んだはずなのに、キウイがそのまま出てきました。伝えるのは難しいなって」と相澤選手。本場のパスタやピザを楽しみにしていた阿部選手は、「結局、日本食が恋しくなっちゃって。なんかわかんないですけど、帰国前日に日本食のラーメン屋に行きました」と明かしてくれました。

また相澤選手は韓国人選手から日本語で「箱根駅伝はすごいね」と話しかけられたそうです。箱根駅伝の人気は〝世界〟に広がりつつあるのかもしれません。

昨季終了時で阿部選手が5000m(13分42秒46)と1万m(27分56秒45)の福島県記録を保持していました。しかし、今年4月の金栗記念選抜中長距離5000mで相澤選手が13分34秒94をマークして、福島県記録を塗り替えています。

相澤選手は今季、ナイキの厚底シューズであるズーム ヴェイパーフライ 4%にピンをつけたスパイクを履いています。相澤選手によれば、「ズーム ヴェイパーフライ 4%はコーナーが走りにくいので、ピンをつけてもらいました」とのことです。

ふたりは11月下旬の八王子ロングディスタンス1万mに出場する予定。福島県記録の更新を期待してもいいでしょう。いずれも東京五輪1万mをターゲットにした挑戦で、駅伝シーズンの取り組みも変わるようです。

相澤選手は駅伝シーズンも1万mを意識して、スピード練習に重点を置くそうで、全日本大学駅伝は「たぶん2区じゃないですか」と分析していました。一方の阿部選手も前回と同じ2区が有力。ふたりは伊勢路で激突するかもしれません。

箱根駅伝については、相澤選手が「現状で2区を走れる選手は自分しかいないのかな」と言えば、阿部選手も「シード権を獲得するために、個人的には2区しか考えていませんよ」と話しています。箱根駅伝も2区で対決する可能性が高そうです。

他にも面白い話をたくさん聞きました。相澤選手と阿部選手については、現在発売中の『月刊陸上競技9月号』をご覧ください。