日本選手権1500mで〝復活V〟を遂げた戸田雅稀が履いていたスパイクはホカ オネオネだった

昨日(8月10日)、発売された『月刊陸上競技9月号』に戸田雅稀(サンベルクス)選手の記事を書きました。今季は1500mをターゲットに取り組み、日本選手権で3年ぶりの優勝。7月9日のホクレン・ディスタンスチャレンジ深川大会では日本歴代2位となる3分37秒90をマークしています。

日本選手権のミックスゾーンで戸田選手と目が合ったときに、僕が軽く腕を上げると、戸田選手は力強いガッツポーズで返してくれました。

彼は高校時代から取材しており、かつ大学の後輩にあたるため、〝復活V〟は僕自身も凄くうれしく感じる出来事でした。

日本選手権のインタビュー時に気づいたのですが、戸田選手が履いていたスパイクが意外なメーカーだったので、ちょっと紹介したいと思います。

それはホカ オネオネです。

「ホカ オネオネは昨年、日清食品グループに担当者が来て、配ってくれたんですよ。ジョグで履いてみて、ソールが柔らかくて、クッション性があったので、いいなと思って。移籍のタイミングでシューズを提供してもらうことになりました」(戸田選手)

ホカ オネオネはトレイル用シューズとして2009年に誕生したブランド。〝厚底〟の元祖といわれており、最近は国内のランニング市場でもシェアを伸ばしています。スパイクはというと、厚底ではありません。海外から取り寄せているそうで、その履き心地は、「軽くて、走りやすいですよ。デザインもカッコいいですし」とのこと。

今季は故障を引きずることなく、トレーニングを継続できていることが好結果につながっているようで、「厚底はむちゃくちゃいいですね。脚への負担が少ないでし、それで故障が少なくなった部分もあると思います」と戸田選手は話していました。

日本記録に0.48秒差まで迫った戸田選手。日本の1500mは世界大会から遠い種目ではありますが、東京五輪の参加標準記録(3分35秒00)の突破を目指して、さらなるスピードアップを期待したいと思います。