スポーツライター志望の女性必見! 今のうちからやるべきことは?

こんにちは、MYRYSSIです。この記事を読んでくださっている方のなかにはスポーツライター志望の学生もいると思いますが、今回は女性のスポーツライター志望者に向けて記事を書きます。男性にも通じる部分はあると思うので、男性の方もぜひご一読ください。

先に結論から言うと、今回言いたいのは「もしフリーランスのスポーツライターになるなら、仕事の割合を100%スポーツライター業にしないほうがいい」ということ。つまり、スポーツライターの仕事以外にもスポーツじゃないライティングや他の仕事、特に在宅で働けるスキルを持った方がいいという話です。

わたし自身は出産経験がないので実体験に基づく話はできません。ですが、最近周囲のフリーランス仲間の女性で結婚した人や妊娠した人がいて、思うことがあったので今回はこのテーマで書きたいと思います。

「なぜ在宅で働けるスキルがあった方がいいのか」に、話を戻します。理由は単純で、もし出産すると一時的に取材などの外回りの仕事ができなくなるから。

もしスポーツライターの仕事だけで生計を立てていたら、「取材に行けない=収入がない」ですよね。育休期間中は結婚相手の収入を頼ってもいいと思いますが、シングルマザーになる場合はそんなこと言っていられません。親を頼るのも、全員ができる方法ではないので、今回はあえて「シングルマザー」「親は頼れない」と、厳しめの条件で話を進めます。

ベストなのは、1年くらい働かなくても生活できる貯金を出産前に用意して、保育園に預けられるようになるまでは在宅でできる仕事で収入を確保。保育園に預けられるようになってから、少しずつスポーツの仕事に復帰していく、といった感じでしょうか。保育園に入れなくても、取材の日だけベビーシッターを雇うのもありです。

いまは保育園に子供を預けるのも一苦労と言われています。もちろん地域などがあるので一概には言えませんが、シングルマザーは子供を保育園に預けやすい傾向にあるようです(ざっと調べたところ)。子供を保育園に入れることができれば、日中は自由に動けるのでスポーツライターの仕事に戻りやすくなります。

保育園に入れるかベビーシッターを雇うかは置いといて、小さい子供がいる間はインターハイなどの泊りがけの取材には行けないので、スポーツライターの仕事はかなり選ばなくてはいけません。泊りがけの取材に行くには、「結婚相手が在宅フリーランス」「子供を安心して結婚相手に任せられる」など、かなり条件が限定されます。

つまり、出産前と同じようにスポーツライターの仕事をするのは簡単ではなく、生活するために他の仕事をしなくてはいけない可能性が高くなるんです。それに、特にフリーランスだと出産前に持っていた仕事が他のライターに持っていかれることも十分考えられます。

ここまでの話をざっとまとめると、わたしがフリーランスのスポーツライター志望の女性に対して、在宅で働けるスキルを身に着けることをおすすめする理由は次の2つです。

・出産後の、子供から目が離せず取材に行けない時期に収入源を確保するため
・出産前と同じ働き方でスポーツライターに復職できるとは限らないから

「働けないときの収入源の確保」は男性にも言えることです。出産はしなくても病気や怪我で取材に行けないことは十分あり得るので、在宅スキルはあった方がいいと思います。

続いて「在宅で働けるスキル」の具体例ですが、ライティングはもちろん、デザインやプログラミング、翻訳あたりが主な業務です。取材なしでできるライターの仕事を自分の伝手で見つけられればベストですが、そうでない場合はクラウドソーシングを使ったり、他の職業に手を出したりすることも。もし他の職業で稼ごうと思っても、スキルがないと安い案件の受注すら難しいので、早い段階からスキルを身に着けることが重要です。

読者のなかには、そもそも結婚・出産する気がない人もいるかもしれません。わたしも結婚・出産願望は低い方だと思います。それでも何があるかわからないし、わたしは今のうちからライティング以外のスキルを身に着けるつもりです。

そもそも、スポーツライターの仕事だけで100%の収入をまかなうことが正解ではありません。「育児の方が大事だから」と専業主婦になるのも正解だし、何を選ぶかは個人の自由。いざ妊娠発覚というときに少しでも人生の選択肢が多いほうがいいと思うので、今回は「スポーツライター以外のスキルもあったほうがいい」という話を書きました。

今回の話はフリーランスのスポーツライターが前提です。テレビ局や出版社、新聞社でスポーツ取材をする場合は省略しましたが、育休や時短勤務などの制度はしっかりしていても、配属リスクがあるので何とも言えません。産休・育休や育児を考えると、「会社員でスポーツ取材をするのが一番いいかも」とフリーランス11カ月目にしてちょっと思うのでした。

MYRYSSIの前回投稿(毎月25日更新)

●MYRYSSI 1993年生まれ、東京都出身。学生時代に夢見ていたスポーツライターを諦めきれず脱サラしちゃった新米スポーツライター。スポーツ経験は小学校時代のスイミングと中学時代の陸上競技部だけ。長座体前屈の自己ベストは38.6cm(高3)。