万全エントリーの王者・青学大に、「調整」を変えた東海大が挑む

第95回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、関東学生連合を含む23チームのメンバー(16人以内)が発表された。今大会は5連覇を目指す青学大の〝1強〟と言っていいくらい、王者の戦力が充実している。追いかけるのは前回3年生以下のオーダーで往路Vを勝ち取った東洋大と、11月の全日本大学駅伝で7区の途中までトップを走った東海大の2校になるが、チームエントリーの段階ではやくも〝差〟がついた印象だ。まずは3校のエントリー選手を確認してみたい。

【青学大】小野田勇次(4年)、梶谷瑠哉(4年)、橋詰大慧(4年)、橋間貴弥(4年)、林奎介(4年)、森田歩希(4年)、山田滉介(4年)、生方敦也(3年)、鈴木塁人(3年)、竹石尚人(3年)、吉田祐也(3年)、岩見秀哉(2年)、神林勇太(2年)、吉田圭太(2年)、飯田貴之(1年)、湯原慶吾(1年)

【東洋大】小笹椋(4年)、中村拳梧(4年)、山本修二(4年)、相澤晃(3年)、今西駿介(3年)、小室翼(3年)、土壁和希(3年)、浅井崚雅(2年)、大澤駿(2年)、大森龍之介(2年)、田中龍誠(2年)、田上建(2年)、西山和弥(2年)、野口英希(2年)、𠮷川洋次(2年)、鈴木宗孝(1年)

【東海大】東優汰(4年)、湊谷春紀(4年)、湯澤舜(4年)、鬼塚翔太(3年)、郡司陽大(3年)、河野遥伎(3年)、小松陽平(3年)、阪口竜平(3年)、關颯人(3年)、館澤亨次(3年)、中島怜利(3年)、西川雄一朗(3年)、松尾淳之介(3年)、鈴木雄太(2年)、西田壮志(2年)、本間敬大(1年)

2度目の駅伝3冠にリーチをかけている青学大は、前回のVメンバー7人と、今季学生駅伝デビューを果たした3名が順当にエントリーされた。この時点での〝メンバー漏れ〟はほとんどなく、チーム状態の良さがうかがえる。

反対に東洋大と東海大はすでに主力選手が外れている。東洋大は前回7区3位で1万m28分台の渡邉奏太(3年)がメンバー漏れ。東海大は前回1区7位の三上嵩斗(4年)の他に1万m28分台の髙田凜太郎(3年)と塩澤稀夕(2年)も登録されなかった。

現地点でのチーム状況を考えると、青学大の〝優位性〟が高くなったといえるだろう。青学大・原監督は記者会見で恒例になった作戦名を「ゴーゴー大作戦」と発表。「私は就任15年目。95回目の箱根駅伝。ポイントは5区。マークするチームはナンバーカード5番の東海大。覚悟を持って5連覇に挑戦したい」と笑顔で話した。ただし、今回は東海大が本番までの「流れ」を大きく変えており、残り3週間で劇的な〝変化〟を遂げる可能性がある。

続きは『THE PAGE』で