日体大駅伝チームのパワハラ問題、すべての責任は大学側にある

箱根駅伝に70回連続出場、総合優勝10回という超名門が揺れている。日体大陸上部駅伝ブロックの渡辺正昭監督に部員へのパワハラ疑惑が浮上したからだ。写真週刊誌『FRIDAY』が報じたもので、退部した現役学生が渡辺監督から壮絶なパワハラを受けたという。具体的には、集団から脱落した選手に対して、併走車から「ひき殺すぞ」と凄み、故障中の部員には「アイツ障害者じゃないか」など屈辱的な言葉を浴びせたという。さらに部員の脚を蹴るなどの体罰があったことも伝えている。

この報道が出たとき、筆者は少しも驚かなかった。なぜなら、渡辺氏の〝体罰〟は陸上界では有名な話だからだ。駅伝強豪校の取材を20年近く続けてきたが、多くの大学で「パワハラ」に近い指導が行われている。しかし、パワハラとなるかどうかは、選手側の気持ちの問題になるため、一概には判断できない。

監督と選手の距離、信頼関係などで、同じ言葉を使ってもパワハラになるかどうか、変わってくるからだ。近年は指導者たちも言葉には気をつけており、選手に対して、高圧的な言葉で罵倒するケースは少なくなっている。渡辺氏の場合は、明らかに言い過ぎ。言葉のチョイスが間違っていたとしか思えない。

しかも渡辺氏は以前にも体罰問題で物議を醸しだしている。

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