某知恵袋でも多い質問「スポーツ取材を仕事にする方法」を考える

こんにちは、MYRYSSIです。今回は「スポーツ取材を仕事にする方法」について書きます。このテーマに決めたのは、某知恵袋で「スポーツライター」をキーワードに入れて検索したところ、「スポーツライターになるにはどうしたらいいですか?」「どの大学・学部に行けばいいですか?」という質問であふれていたからです。

今回は「正式な手続きを踏んで大会の取材記事や選手・監督らへのインタビュー記事を書いたことがある人」をスポーツ取材を仕事にする人の定義としますが、この点でわたしも先日ついにスポーツライターになることができました。わたしの周囲や自分の実体験も含めて、今回はスポーツ取材を仕事にする方法を考えてみます。

まず、大学・学部については「学歴は関係ない」が答えです。わたしは4年制大学を卒業していますが、学部はスポーツ系でもメディア系でもありません。このブログを運営している酒井さんも東京農業大学卒なので、スポーツやメディア関係の専攻ではないと思われます。それに、ブログ内の記事『ライター講座に通ってもライターにはなれない。』を一読していただければ、専門的なことを学んだところでスポーツライターにはなれないことがわかります。

スポーツ取材を仕事にするための就職先には、大きく分けて3つあります。出版社、メディア(テレビや新聞など)、そしてフリーランスです。フリーランスは執筆内容を選べるという大きなメリットがありますが、収入が安定しないなどのデメリットがあります。

対する出版社とメディアは仕事量や収入は安定する分、基本的に取材内容を選べません。『Number』でサッカーの記事を書きたくて文藝春秋に入社しても、『週刊文春』で文春砲になる芸能ネタを書くことになるかもしれないのです。

出版社とメディアでスポーツ取材ができるかは運次第ですが、引き寄せる方法はあります。それは実績を積むことです。ここでの実績は、競技の実績とスポーツ取材の実績の2通りがあります。

競技の実績はわかりやすく、選手としての経験が買われて引退後に報道側で働くパターン。引退したプロ野球選手がリーグ戦の解説をしたり、箱根駅伝を走った酒井さんがライターになっているのが代表例です。

スポーツ取材の実績は、大学のスポーツ新聞部での活動を指します。スポーツ新聞部の出身ではないので正確な活動内容はわかりませんが、現地取材やインタビューをして新聞を発行し、学内で配布します。選手以外の人にとっては、唯一の近道かもしれません。

スポーツ新聞部出身の友人で、大手テレビ局に就職し、平昌五輪で現地に行った人がいます。この配属が本人希望かはわかりませんが、入社数年目でオリンピック取材に抜擢されるのにスポーツ新聞部の実績が一役買っていた可能性は低くないでしょう。

選手としても取材者としても実績ゼロのわたしがスポーツ取材の仕事をとれた最大の理由は、人脈です。要するに、すでに実績があって仕事を回してもらえる人と繋がれたことが最大の勝因でした。

学生時代に酒井さんにライター志望としてコンタクトをとってからテープ起こしなどの仕事をもらうようになり、脱サラ後はここで毎月寄稿させていただいています。そして、わたしが先日経験したインタビュー取材の仕事も、酒井さんの紹介で他のライターさんからいただいた仕事でした。

7月の更新では、そのインタビュー取材について書きます。お楽しみに!

MYRYSSIの前回投稿(毎月25日更新)

●MYRYSSI
1993年生まれ、東京都出身。学生時代に夢見ていたスポーツライターを諦めきれず脱サラしちゃった新米スポーツライター。スポーツ経験は小学校時代のスイミングと中学時代の陸上競技部だけ。長座体前屈の自己ベストは38.6cm(高3)。